DPS / TPS のビルド時アップグレード
SPSNDMF には、アバター内の DPS / TPS をビルド時にアップグレードする挙動があります(VRCFury 由来の機能で、元の名前は “Auto-Upgrade DPS with contacts”)。ただし「アップグレード」という名前から想像されるような書き換えは行いません。DPS / TPS のマテリアル・シェーダー・ライト・アニメーションはそのまま残り、ビルド時に接触判定用の Contacts が追加されるだけです。
DPS や TPS をそのまま使い続けたい場合も、特別な設定は不要です。
アバターに SPS の Plug または Socket が1つでもあるときだけ動きます。SPS コンポーネントが1つも無いアバターでは、DPS / TPS があっても何もしません。
この挙動はオフにできません。
何が追加されるか
Section titled “何が追加されるか”ビルド時のアバターに対して、次の部位に Sender Contacts が追加されます。相手の SPS が「ここに Plug / Socket がある」と検出するためのもので、他のアバターの SPS 触覚通知やアニメーションを反応させられるようになります。
- DPS / TPS のマテリアルが付いた Renderer — Plug 相当の Sender
- DPS のライト(Hole / Ring)を持つオブジェクト — Socket 相当の Sender
追加されるのは Sender だけです。次のものは付きません。
- SPS の変形(シェーダーの差し替えやメッシュの加工)
- SPS メニューの項目
- OGB Haptics 用の受信部品
変更されないもの
Section titled “変更されないもの”- DPS / TPS のマテリアルとシェーダー
- DPS のライト(削除も移動もされません)
- DPS / TPS 用のアニメーターレイヤーやパラメータ
注意: TPS の Sender は置き換わる
Section titled “注意: TPS の Sender は置き換わる”TPS が自前で持っている Sender Contacts(TPS_Pen_Penetrator などのタグを持つもの)は削除され、SPS が生成する同等の Sender に置き換わります。通常の TPS の使い方であれば動作は変わりませんが、TPS 純正の Sender を直接参照するギミックがある場合は影響を受けます。
参考: 手動アップグレードとの違い
Section titled “参考: 手動アップグレードとの違い”Tools → SPSNDMF → SPS → Upgrade DPS to SPS にある手動のアップグレードは、これとは別物です。こちらは選択中のアバターの DPS / TPS 構成を SPS の Plug / Socket コンポーネントに置き換え、古いライト・アニメーターレイヤー・パラメータ・アセットを削除する、シーン上のアバターを実際に書き換える操作です。実行前に変更内容の一覧が表示され、確認してから適用できます。ビルド時アップグレードではこれらの書き換えは行われません。